お子さまのお悩み



児童精神科とは

多くの子どもに関わってきた経験を活かします

当院は児童精神科を標ぼうし、お子さんの心のお悩みにも対応しています。院長は精神科医として2003年から児童養護施設「東京サレジオ学園」(東京都小平市)の顧問を務め、たくさんの子どもたちに関わってきました。小さなお子さんの段階から成人に至るまで成長過程を通して継続して診療できることが当院の強みです。

よくあるお悩み・症状

当院には、以下のようなお悩みや症状を抱えるお子さん、ご両親が来院しています。当てはまるご家族で不安な方は、当院に一度ご相談ください。

  • 学校などの集団生活に適応できない
  • 学校に行けない
  • 学校での成績が上がらない
  • 落ち着きがない
  • 注意力が散漫
  • 片付けができない
  • よく遅刻をする
  • 学校の提出物がうまく出せない
  • 宿題をよく後回しにする
  • ゲームに何時間も没頭して、うまく切り替えられない

診療内容

注意欠陥多動症(ADHD)

発育途中の一次的な症状で、大半は心配いりません

親御さんの中には、お子さんが注意欠陥多動症(ADHD)ではないかと心配される方が多くいらっしゃいます。落ち着きがない、注意力が散漫、学校での生活にうまく馴染めていない、成績が一向に上がらないといったご理由でこの病気を疑うようです。

注意が必要な場合は、問診と検査で慎重に診断します

しかし、多くの場合は新しい環境に不慣れであったり、発育の途中で起こる一時的なものであったりするため、心配はいりません。

その一方で、このような状況が数年続き、学校からも心配される声が聞かれるようになった場合は、注意が必要です。当院では、親御さんとお子さんに対して詳しく問診し、その後、ウェクスラー知能検査(保険適用)を行って、お子さんの能力の発達に偏りがないかを調べます。
さらに、ADHDと似た症状のある病気を除外するために、提携している総合病院で脳波検査などを受けていただき、慎重に診断します。

お子さんの孤立化を防ぎ、本来の学力を発揮させることが大切です

治療では薬物療法をお勧めすることがありますが、最も大切なことは、お子さんが孤立して過ごすことのないようにしてあげることです。また、集中力を改善して、お子さんが持っている力を上手に発揮させてあげることも大切です。検査の過程で他の疾患が見出されることもあるので、その際には改めてご説明し、お子さんに合った治療をお勧めします。

自閉症スペクトラム症

興味が限定的、コミュニケーションが苦手といった特徴があります

自閉症スペクトラム症とは、ADHDと同様に、発達障害の一つで、「興味や関心が限定的」「コミュニケーションが苦手」「その場の空気を読むことができない」といった特徴があります。かつては、広汎性発達障害、アスペルガー症候群とも言われていました。ADHDに併発することも少なくありません。

児童期には「ちょっと変わった子ども」という印象を持たれるだけで、何事もなく過ごすことがほとんどです。しかし、独特の振る舞いからいじめの対象にされてしまったり、大人になってから社会への不適応が明らかになったりすることがあります。劣等感を感じ続けることにより、うつ病などの精神疾患を発症することもあります。

 

社会に適応できるようにアドバイスします

当院では、ADHDと同様に、本人やご家族からの問診と知能検査をもとにして、慎重に診断します。患者さんにとって苦手なことを患者さんとご家族に理解していただき、社会的な不適応を起こすことなく生活していけるようにアドバイスします。必要に応じて薬物療法も行います。

不登校、非行など

原因を細分化して、段階的に問題を解決していくことが大切です

子どもの不登校や非行の原因はさまざまです。家庭環境や社会的な環境、自身の内面や交友関係などが関わります。

当院ではまず、お子さんとそのご家族、または第三者に問診し、環境的な原因などを探っていきます。さらに、心理検査や脳波検査、画像検査などを行って、お子さん自身に問題を起こしやすい心理学的または生物学的な要因が隠れていないかを調べます。

原因は複合的に絡み合っている場合が多いのですが、その中でも優先的に取り組まなければならない重要なものを特定し、具体的な改善方法をご提案します。改善するためにご家族の協力が必要である場合が多いため、外来にはお子さんよりもご家族に来院していただく場合が少なくありません。複数の要因を細分化し、段階的に問題解決を図っていくことがポイントです。

 

ご両親へのメッセージ

長い目でお子さんを見守っていく姿勢が大切です

上述したように、お子さんに関するお悩みは成長過程における一時的なものであることが多く、長い目で見守ってあげることが大切です。ADHDについては薬が有効に働き、発達が促されることもあります。

当院ではご両親の心のケアを重視しています

児童精神科の治療において、当院ではご両親の心のケアを重視しています。子育てについて周囲の人から否定をされ、ご両親が「自分たちが悪い」と自らを追い込んで心に余裕をなくしていることがよく見受けられるからです。受診することでご両親が楽になり、お子さんとの接し方が改善し、お子さんのより良い成長が促されることもよくあります。

まずは、できることを伸ばしていきましょう

当院では、じっくりと問診をして専門的な検査を行い、お子さんの状態を正しく評価することに努めています。その上で、苦手なことを明確にして、できることを伸ばし、できないことについてはご両親に見守っていただいたり、手伝っていただいたりすることをお伝えしています。

お子さんが苦手なことを無理にやらせようとすると、お子さんが自信を失い、ご両親の怒りも大きくなってしまって、悪循環に陥ってしまう可能性があります。お子さんをどのように育てていく方が良いかを、一緒に話し合っていきましょう。

 

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